旅行から帰って家に入ったとき、慣れない臭いを感じることはありませんか?
家独特な臭いが気になるという方は少なくないでしょう。
この臭いは体臭や生活によって変化します。
落ち着くと感じるものならいいですが、カビ臭かったり生臭かったりすると嫌ですよね。
そこで今回は、嫌な臭いがする原因と対処法をご紹介します。
賃貸物件の臭いの原因とは?原因に合わせた取り方をしましょう
賃貸物件に引っ越したばかりのときは、クリーニングされていてあまり臭いはしません。
それでも気になる場合は、自分の前に住んでいた人の臭いが残っている可能性があります。
まずはどこからどんな臭いがするのか確認し対策をしていきましょう。
玄関の臭いの原因は、靴に染み込んだ汗に雑菌が繁殖している場合と、シューズボックスに湿気がこもりカビが生えている可能性があります。
水回りはカビや、生ゴミ、排水管の汚水や臭いの逆流を防ぐトラップに水が溜まっていないときに臭いがしてしまいます。
そしてカーテンやソファなど布製品は、タバコの臭いや染み込んだ汗が臭いの原因です。
換気をすることで多くの臭いは対策できるため、賃貸物件に引っ越しする際は換気のしやすさを意識して内見するとよいでしょう。
また窓枠を見ることで湿気が溜まりやすい物件か判断でき、窓枠近くの壁紙を見て、カビたり湿っている場合は避けたほうがいい場合があります。
賃貸物件の部屋に染み付いた臭いの取り方とは?掃除の方法をご紹介
部屋についてしまった臭いは、換気だけではなかなか取ることはできません。
臭いの根本から対処せずに芳香剤を置いてしまうと、香りがプラスされるだけで改善とは言えないでしょう。
臭いの原因別に掃除の方法をご紹介いたします。
まず玄関は靴に染み込んだ汗が原因である場合が多いので、靴を乾かしてから収納してください。
雑菌は濡れている場所に繁殖するため、靴の中に乾燥剤を入れるのもよいでしょう。
水回りで嫌な臭いがする場合は、トラップにきちんと水が溜まっていない可能性が高いです。
また汚れも臭いの原因なので、こまめに掃除をしましょう。
布製品は臭いがつきやすく、カーテンやカーペットなど大きく気軽に洗濯できません。
そういう場合は薄めた中性洗剤で拭いてから水拭きで仕上げるか、消臭効果のある重曹を撒き掃除機で吸い取ってください。