今の時代、自宅にインターネット回線は不可欠ですね。
水道・電気・ガスに並ぶほど重要なインフラです。
一般的にインターネット使用料無料の賃貸物件では、入居者が個別で契約する手間なくネット回線が使えます。
個別に契約するわずらわしさがなく、月々の支払もないのでメリットしかないように見えますが、当然デメリットもあります。
しっかり理解したうえで、インターネット無料の物件を選ぶかどうか決めましょう。
賃貸でインターネット使用料が無料になるメリットとは?
インターネット使用料が無料になる賃貸物件を選ぶメリットは次の3つです。
・引っ越し時の契約が不要
・月々の支払いが不要
・解約違約金が不要
インターネットを使用する場合は、まずプロバイダと契約し、工事の申し込みをします。
工事はすぐに来てもらえるわけではなく、引っ越しのハイシーズンなどは2週間近くかかる場合もあります。
なにかと忙しい引っ越しの合間をぬって、この手続きを進めるのは大変ですよね。
また大手プロバイダと契約した場合、月々のインターネット使用料は5000円前後。
決して安い金額ではありません。
さらに、契約したプロバイダによっては契約期間の縛りが設定される場合があります。
もし転勤などで縛りの期間内に再度引っ越しをする場合、解約違約金を支払わねばなりません。
初期の工事費を分割払いにしている人は、解約時にまとめて払う必要があるため、大きな出費となってしまいます。
しかしインターネット無料の賃貸物件であれば、契約手続きを自分でおこなう必要がありません。
毎月の使用料支払いはもちろん、違約金や工事費の負担も不要です。
出費をおさえられ、家計にも優しいのでオトクに感じられるのがメリットです。
賃貸でインターネット使用量が無料になるデメリットとは?
オトク感の強いインターネット使用料無料の賃貸物件ですが、次のようなデメリットもあります。
・回線速度が低下する
・セキュリティが脆弱な可能性もある
無料インターネットがついている賃貸物件では、物件全体で同じ回線を使用します。
そのため、複数人の入居者が同時にWEBサイトや動画などを視聴すると、回線に負荷がかかって速度が遅くなってしまいます。
特にインターネット使用が集中する時間帯には、極端に回線速度が低下することもあります。
動画共有サービスなどで映画をよく観る人は、個別でプロバイダに申し込んだほうがストレスなく視聴できるかもしれません。
逆に、ちょっとSNSを楽しんだり、ブログを読んだりする程度であれば、無料インターネットでも問題なく楽しめるでしょう。
また、物件によってはセキュリティが万全でないこともあります。
第三者からの不正アクセスをゆるしてしまう可能性もあるため、契約前に必ず不動産会社や大家さんに確認しましょう。
まとめ
インターネット使用料が無料の賃貸物件のメリット・デメリットをご紹介しました。
自分のライフスタイルに合わせて検討してみてくださいね。