賃貸を探していると、独立洗面台付き物件を見かけることがあります。
独立洗面台とは、トイレや浴室から切り離された個別の洗面台。
築年数の浅い物件に多く、とくに一人暮らしの女性に人気の高い設備です。
どのようなメリット・デメリットがあるのか知って、お部屋探しに役立ててください。
賃貸の独立洗面台付き物件のメリットとは?
独立洗面台付き賃貸物件のメリットは、次の4点です。
・大きな鏡がついている
・電源がついている
・収納が充実している
・浴室の湿気や室温を気にしなくてよい
ユニットバスの場合、鏡が小さくなるか、そもそもついていないケースがあります。
独立洗面台には大きな鏡や電源コンセントも付属しているため、身だしなみがしやすいのが大きなメリットです。
ヘアドライヤー・ヘアアイロン・電気シェーバー・電動歯ブラシなど、洗面台まわりで使いたい電化製品が多い人は、独立洗面台のほうが便利でしょう。
またユニットバスは収納が限られており、歯ブラシや石鹸など最低限のものしか置けません。
一方、独立洗面台は鏡の脇や洗面台の下に収納がついていることが多いです。
メイク道具やヘアスプレーなど、毎日の身だしなみに必要なものを収納できるので、朝バタバタせずに済みます。
掃除道具や日用品のストックなどを入れておけるのも便利ですね。
また、ユニットバスは入浴後、床が水浸しになり、湯気で室内の気温がグッと上がります。
洗面台を使いたいのに足が濡れてしまったり、鏡がくもって見づらくなってしまうでしょう。
独立洗面台であれば、入浴後でも湿気や室温を気にすることなく身支度できます。
朝シャワーを浴びる習慣がある人は、独立洗面台のほうが便利でしょう。
賃貸の独立洗面台付き物件のデメリットとは?
一方、独立洗面台付き物件のデメリットとは、次の2点です。
・家賃が高くなる
・ユニットバスより掃除が大変
賃貸の独立洗面台は女性に人気の設備ですが、一人暮らし向けの部屋についているケースは少ないです。
希少価値がある分、どうしても家賃が高くなってしまう傾向にあります。
家賃を極力下げたい人は、独立洗面台は諦めたほうがよいでしょう。
また、ユニットバスは入浴後にシャワーで水を流して室内全体を洗えるため、掃除が簡単です。
しかし独立洗面台の場合はそうはいきません。
洗面台回りはメイクの粉末や整髪料などで汚れやすく、定期的に掃除しないと汚れが取れにくくなります。
また掃除せずに放置していると埃がたまりやすく、電源コンセントから発火するおそれもあります。
こまめに掃除するのがめんどくさい人は、ユニットバスのほうが便利かもしれませんね。
まとめ
賃貸の独立洗面台とはどういうものか、メリット・デメリットと共にご紹介しました。
独立洗面台は身だしなみがしやすく便利ですが、家賃が高くなります。
自分の生活スタイルに合わせて、必要かどうか検討してみるとよいでしょう。