マイホームがほしい!と思っても、いったいどれぐらいの価格のマイホームを選べばいいのか、購入予算をどう決めればいいのか、はっきり分からないという人は少なくないと思います。
今回は、マイホームを購入する際の予算の決め方や平均的な予算についてお話していきたいと思います。
平均予算はどれぐらい?年収や貯蓄から考えるマイホーム購入予算の決め方
多くの人が憧れるマイホームですが、購入する際にはその予算や費用についてしっかりと考えておく必要があります。
マイホームを購入する場合の平均予算は、エリアや規模によって違いが出てきます。
たとえば土地付き注文住宅の平均的な予算相場は、首都圏の場合4,600万円前後、近畿圏で4,000万円前後、東海圏で4,100万円前後となっています。
全国的な平均では、4,000万円前後と言われています。
住宅ローンを利用してマイホームを購入するなら、家計をひっ迫せずにローンの返済をしていけるように予算を組むことが大切です。
ひとつの目安として、年収の5倍から6倍の価格の住宅を購入すると、無理なく返済していけると言われています。
年収が500万円だったら、2,500万円から3,000万円ということになります。
この考え方をもとに、貯蓄や家の規模を考慮して購入予算を決めるようにするといいでしょう。
住宅ローンの返済額は?ライフプランも考慮したマイホームの予算の決め方
マイホームの購入予算を決める時に合わせて考えておきたいのが、住宅ローンの返済額についてです。
住宅ローンを無理なく返済できる目安として、年収の25%以内におさえておくことが推奨されています。
年収が500万円だったら、返済額は年間で125万円、1ヶ月につき約10.5万円ということになります。
もちろん、ローンの返済だけしていては生活をしていくことはできません。
衣食住にかかる費用や、住み続けていく間に発生する家の維持費やメンテナンス費用などについても考えておく必要があります。
また、子供がいるかいないかでも、今後の生活に必要になってくる費用に違いが出てきます。
マイホームを購入しようと思ったら、自分達の将来、子供達の将来など、長い目で見たライフプランを設計することを忘れないようにしましょう。