犬や猫などのペットを飼いたいけれど、賃貸だと難しい…とあきらめていませんか?
実は賃貸マンションでも、ペットが飼える物件はあります!
今回はペット可の賃貸マンションの特徴や、実際に飼うにあたっての注意点をまとめました。
賃貸マンションでペットを飼える物件の特徴は?
ペット可の賃貸マンションには、次の2種類があります。
・ペット飼育を許可している普通の賃貸マンション
・ペットを飼うことを前提に建てられたペット共生マンション
入居者が決まりにくい物件のなかには「空き家でいるよりはペット可にして空室率を下げたい」との大家さんの判断で、普通のマンションをペット可物件として掲載している場合があります。
一方、ペット共生マンションとは、ペットとともに快適に暮らすことを考えて建てられた物件です。
共通の特徴として、家賃や共益費・初期費用などが高めな点が挙げられます。
ペットによって傷ついた部屋の壁や床の修復に費用がかかることを見越して高めに設定されています。
特にペット共生マンションは、ペット向けの施設維持のために、周辺の家賃相場より高いことがほとんどです。
どちらの場合も、ペット飼育に関する細かいルールや規約が定められています。
このルールをきちんと把握し、ペットに関するトラブルを回避しましょう。
ペット飼育可の賃貸マンションに住む際の注意点は?
ペット可の賃貸マンションに住み始めても、こまやかな配慮は欠かせません。
近隣住民とのトラブルを防ぐため、次の5つの注意点をしっかり把握しておきましょう。
<犬種や頭数がマンションのルールに反していないか確認する>
ペット可のマンションだからといって、制限なく自由に飼ってよいわけではありません。
「小型犬のみ・●頭まで」といったように、マンションのルールで決められている場合がほとんどです。
入居前はもちろん、住み始めてからペットを増やす際もきちんと確認しましょう。
<ペットのニオイが出ないように気を付ける>
ペットの体臭がでないように、定期的にシャンプーしましょう。
排泄物はニオイが出ないようにきちんと処理し、ベランダや廊下などに放置せず、決められた場所に捨てましょう。
<無駄吠えや噛みつきをしないようにきちんとしつける>
ペットの無駄吠えや噛みつきも、近隣住民とトラブルになりやすい原因の1つです。
できるだけ吠えないように、またほかの入居者に噛みついたり飛びついたりしてケガをさせないようにしつけましょう。
<抜け毛を排水溝に流さない>
風呂場の排水溝にペットの毛を直接流すと、つまりやニオイの原因になります。
ペットを風呂場で洗う際はヘアキャッチャーや排水溝シールなどを設置し、直接毛を流さないようにしましょう。
<廊下やエントランスなどの共有部でリードなしに離さない>
自分のペットが、ほかのペットや入居者にとびかかって思わぬ事故につながることもあります。
共有部ではペットはキャリーケースにいれるか、抱えて通行するのがマナーです。
大きさ的に難しい場合は、リードをつけて短く持って歩くとよいでしょう。
まとめ
ペット可の賃貸マンションの特徴や注意点をご紹介しました。
ルールや注意点を守り、快適なペットライフを過ごしましょう。