上越市は美しい自然と歴史が感じられる街並みで有名な、新潟県第3位の人口を有する都市です。
上杉謙信を始め古くから著名人を輩出している上越市は、近代児童文学の礎である作家・小川未明の生まれた地でもあります。
その小川未明の作品展示や資料収集、研究をおこなっている小川未明文学館についてご紹介します。
上越市の小川未明文学館~作品上映などの見所満載~
小川未明は、「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれた小説家・児童文学作家です。
1882年に新潟県高田(現在の上越市)に生まれ、学生時代から小説家として歩み始めました。
小説を書きながら同時に数多くの児童文学を世に生み出し、児童文学の近代化やその地位の向上に貢献しています。
「赤い蝋燭と人魚」や「野ばら」「赤い鳥」などの代表作で知られ、没後には小川未明文学賞も設立されました。
その小川未明の功績や生い立ち、作品などを紹介するために建てられたのが小川未明文学館です。
館内は、小川未明の作品や時代背景を知ることのできる見所が盛りだくさん。
童話体験のひろばには本の形をした大型スクリーンが設置され、代表作品のアニメーションや未明の生涯をつづったドキュメンタリーを上映。
「語らいの場所」では未明の自筆原稿や書簡の複製の展示、童話や小説全集が楽しめる図書コーナーなど、50年に及ぶ未明の創作活動が紹介されています。
また未明が晩年を過ごした書斎部屋も再現されており、実際に使われていた文机や火鉢などを見ることもできます。
上越市の小川未明文学館~利用案内とアクセス~
文学館では、多くの人に未明の世界を楽しんでもらおうと、ボランティアによる読み聞かせや朗読会もおこなわれています。
また実際の原稿、雑誌や小説集など、小川未明に関する数多くの貴重な資料を所蔵しています。
閲覧可能な資料も多くあるため、希望する方は事前に連絡して閲覧予約をとりましょう。
文学館のギャラリーでは小川未明文学賞の受賞作品の特別展などが催されるほか、絵画や写真の展示会、作品発表会などの場として一般への貸し出しも行われています。
文学館は、車であれば上越自動車道「上越高田IC」より約15分、北陸自動車道「上越IC」より20分ほど。
日本三大夜桜の一つで知られる高田城址公園の中にある文化施設の一つです。
高田図書館の中に設けられており、入館および展示会などのイベントは無料で楽しむことができます。
●所在地:上越市本城町8番30号(高田図書館内)
●営業時間:火曜日~金曜日は10時~19時(6~9月は20時まで)、土日祝日は10時~18時
●定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、毎月第3木曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、高田図書館の休館日
●アクセス方法:「高田城址公園」バス停下車徒歩5分
●駐車場:あり
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