内覧時に間取りは一生懸命チェックしても、コンセントの位置まで細かくチェックする人は少ないのではないでしょうか?
しかし、いざ入居してからコンセントの不便さに気付いた経験がある人は少なくありません。
そこで今回は、快適な生活を送るうえで必要なコンセントの数の目安や、事前に確認しておきたいコンセントについての注意点について解説します。
快適に暮らすためにはいくつ必要?コンセントの数の目安
一般的な住宅の場合、コンセントの数は2畳につき1個設置するのが目安だとされています。
部屋の広さにもよりますが、リビングには最低でも5個、ダイニングには4個、寝室には各部屋5個あると快適でしょう。
リビングやダイニングは家族が頻繁に集まる場であるため、コンセントは多いに越したことはありません。
家電製品をたくさん使うキッチンには、最低7個はあると安心です。
また、トイレや浴室・洗面所にもそれぞれ2個はあると便利でしょう。
玄関や廊下にも1個はあると掃除のときにも助かりますよ。
内覧の時点で意識!コンセントの数や位置に関する注意点とは
入居してからコンセントに関わる不便さを感じないようにするために、内覧時にコンセントの位置をしっかりチェックしておくことが大切です。
内覧前に家族構成から必要になりそうなコンセントの数を把握し、内覧時には生活動線にも考慮したうえでコンセントの数を確認しましょう。
コンセントの位置によって、置ける家具の数や配置も異なります。
家具の配置を考えたうえで生活に不便がないかどうかまで内覧時に確認することで、入居後のギャップを防ぐことができます。
コンセントが少ない場合は、タコ足配線にすれば大丈夫と安易に考えるのは火災のリスクを伴うためよくありません。
安全に快適な生活を送るためにも、生活空間を想像して内覧時にきちんとコンセントの位置まで確認することが大切です。
各部屋で自分がよく利用している電化製品を想像することで、どこにコンセントがあれば便利なのか、いくつ必要なのかがわかりやすくなりますよ。