近年マイホームの設備として導入されることの多いものとして、グルニエがあります。
収納以外にも自由に使うことのできるグルニエには、どのような魅力があるのでしょうか。
今回はグルニエについて詳しくご紹介していきますので、マイホーム購入を検討しているならぜひチェックしてみてください。
マイホームの設備グルニエの特徴をロフトと比較しながら
グルニエは「屋根裏収納」とも呼ばれており、新築の家を建てる際に導入されることが増えています。
屋根裏収納というものからロフトを思い浮かべる方も少なくないことでしょう。
グルニエとロフトは一見似ていますが、実は異なるものです。
グルニエ、ロフト共に居室として扱われない広さには規定があり、どちらも面積の上限は階下の床面積の2分の1とされています。
それぞれの特徴は次の通りです。
グルニエの特徴
屋根と天井の間にある空間に設置された小部屋のことで、登るためのはしごは折り畳み式や可動式など「固定式ではないもの」と決められています。
ロフトの特徴
部屋全体の天井を高くし、部屋の一部分を2層にして上の部分に設置したスペースのことを言い、ロフトに登るためのはしごは固定式と決められています。
グルニエとロフトにはこのような違いがありますが、用途はどちらも自由に決めることができます。
マイホームにグルニエという設備を導入する際のメリットとは
近年グルニエを設置する家が増えているというお話をしましたが、グルニエを設置するといくつかのメリットがあるというのが、その理由です。
広いスペースを確保できる
グルニエは天井裏に設置するため、他の部屋とは完全に独立した状態になります。
そのため比較的広いスペースを確保することが可能です。
幅広い使い道がある
屋根裏の空いているデッドスペースを有効利用し、収納はもちろんのこと、趣味の部屋や子ども部屋など幅広い使い道があります。
遊び心を満たしてくれる
天井が低く独特の雰囲気があるグルニエには、隠れ家のような特別な空間として魅力があります。
読書をしたり趣味に集中したり、また、子どもが遊んだりすることにも適しており、非日常的で遊び心を満たしてくれる部屋として活用できるでしょう。
居室として使う場合は、電気をつけるためのコンセントや小さな窓をつけるなど、前もって準備しておくことをおすすめします。