「マンションを売却したい」と思っても、実際には何から始めればよいのかわからないという方も多いでしょう。
マンションの売却にはある程度費用がかかるため、その点も確認しておかなければなりません。
今回は、マンションを売却する際の大まかな流れや費用の内訳、おすすめの売却タイミングなどをくわしくご紹介します。
マンションの売却方法①大まかな流れ
マンションの売却を検討したら、まずはローンの残債を調べたり売却に必要な書類を集めたりしましょう。
それから、複数の不動産会社に一括査定を依頼し、そのなかから優良な会社を選んで媒介契約を結びます。
このあとは不動産会社が売却活動を開始してくれますが、実際の売り出し価格を決めたり内覧希望者の対応をしたりなど、売り主がしなければならないこともたくさんあります。
購入希望者が現れたら条件交渉をおこない、双方が合意したら売買契約を結ぶという流れです。
マンションの売却方法②売却にかかる費用の内訳は?
マンションの売却には何かと費用がかかるため、内訳を確認しておきましょう。
まず、不動産会社に仲介を依頼するのであれば、仲介手数料がかかります。
仲介手数料が半額や無料の会社もあるので、費用を節約したければ探してみるのもおすすめです。
そのほかにも、不動産売買契約書にかかる印紙税や、抵当権抹消・所有権移転登記の手続きにかかる登記費用がかかります。
また、ローンの残りを一括返済する場合は金融機関に手数料を支払う必要があるため、確認が必要です。
売却が決まれば引っ越し費用もかかりますので、余裕を持って用意しておくとよいでしょう。
マンションの売却方法③おすすめの売却タイミングは?
近年、新築マンションの値上がりが続いていることから、中古マンションの需要が高まってきているのが現状です。
売却値も上がってきているため、まさに「売るなら今」といえるでしょう。
特に、マンションの大規模修繕をおこなった直後や、大型商業施設ができたなど周辺環境に変化があったタイミングは、中古マンションが高く売れやすくなります。
築10年未満の物件であれば修繕しなくても売却できるケースが多いため、早めに検討してみてはいかがでしょうか。