賃貸物件ではペット不可のところが多く、ルールを破ってしまうとさまざまなペナルティーを受けます。
しかしハリネズミのような小動物の場合、表向きは「ペット不可」でも飼える場合があるので、大家さんに交渉してみてはいかがでしょうか。
今回は賃貸物件に住むことを検討されている方や、現在住んでいる方に向けて、ハリネズミの魅力や賃貸物件で飼う場合の注意点などをご紹介します。
賃貸物件で飼うペットにハリネズミが魅力的な理由とは?
賃貸物件はペットを飼えないところも多いため、ペットと一緒に暮らすことを諦めている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいペットが、近年人気が高まってきているハリネズミです。
手の平サイズで鳴き声も小さいため、周囲の方に迷惑をかける心配もほとんどありません。
また、かまってあげないと寂しがるといった習性もないため、仕事などで家を空ける時間が長い方でも安心でしょう。
ハリネズミの種類にもよりますが、多くの場合、幅700cm程度のウサギ用ケージで十分飼育できるため、狭い賃貸でもそれほど場所を取らずに済みます。
ケージの掃除をこまめにしていればにおいが気になることもほとんどないため、不快に感じることなく飼えるのも魅力です。
慣れるまで少し時間はかかりますが、懐いてくれるとかわいらしいハリネズミとのじゃれ合いを楽しめるようになるでしょう。
賃貸物件でハリネズミをペットとして飼う場合の注意点
賃貸物件でハリネズミを飼う前に、契約書にあるペットの飼育に関する記述を確認しておきましょう。
ペット不可の物件でも小動物を飼うことを了承してくれる大家さんもいるため、直接交渉してみるのも良いでしょう。
また、ハリネズミは夜行性の動物であり、日中はほとんど眠っていて、日が沈んだころに活動し始めます。
夜中にホイールを回す音が響き、周囲の部屋に迷惑をかけることも考えられるでしょう。
このような場合、サイレントホイールを使うことで、夜間の騒音トラブルを防げます。
なるべく壁の近くにケージを置かないなど、ケージの設置場所にも注意しましょう。
そして、ハリネズミが体調を崩したときにすぐ対処できるよう、動物病院が近くにある物件を選ぶことも重要です。
ハリネズミを診てくれる病院はあまり多くはないため、事前に確認しておくことをおすすめします。