二世帯住宅の購入を検討している方や、新居で親子での同居を考えている方は住宅ローンをどのように契約しようか悩むかもしれません。
親子で1つの不動産の住宅ローンを契約するときに検討したいのが、親子リレーです。
そこで、親子リレーとは何かにあわせて、メリットやデメリットについてもご紹介します。
親子リレーで住宅ローンを利用する仕組みとは?
親子リレーとは親子で住宅ローンを契約して、親から子へリレー方式で住宅ローンを返済する制度です。
金融機関によって付けられている名前は違いますが、仕組みはほとんど変わりません。
要件や条件は、契約する住宅ローンによって異なります。
一般的に、同居中または将来同居する予定の親子で、借り入れ時に親の年齢が70歳未満であることが要件です。
また、親子ともに安定した収入があることが親子リレーできる条件になります。
つまり、子どもが高校生などで安定した収入がない場合は親子リレーが利用できません。
住宅ローンを親子リレーにするメリットとは?
メリットは、借り入れ可能額が高くなる点です。
親と子の収入から借り入れ限度額が設定されるので、親だけまたは子だけで住宅ローンを契約するより借り入れ可能額はアップします。
また、返済期間が長くなる点も魅力の1つです。
40歳で住宅ローンを契約して35年ローンにすると、75歳までローンを返済し続けなければいけません。
一般的な定年である65歳までにローン返済しようとすると、25年で住宅ローン返済を計画しなければいけないでしょう。
しかし、親子リレーにすることで親が40歳のときに住宅ローンを契約して、20年以降からは子が返済していくことも可能です。
親子リレーを利用する注意点
制度を利用して住宅ローンを契約する注意点は、別の住宅ローンが利用できなくなる点です。
たとえば、もともと同居するつもりで制度を利用していたが、転勤や結婚などで子が別の新居を購入したいという場合、子は住宅ローンを利用できないかもしれません。
また、返済計画が計画どおりにならないケースがある点にも注意が必要です。
もともと、親が20年間で2,500万円の住宅ローンを返済して、子が15年間で1,000万円の住宅ローンを返済する予定だったとしても、親が予定どおり返済できなければ子が負担することになります。
計画どおりに返済できていない場合は、早めに金融機関に相談して返済計画を見直しましょう。
まとめ
親子リレーの仕組みや、メリットと注意点についてご紹介しました。
親子での同居を考えているなら、制度の利用はおすすめです。
しかし、利用にはメリットもデメリットもあるため、慎重に検討しなければいけません。
家族で話し合って、親と子の双方が納得する計画で制度を利用して住宅ローンを契約しましょう。
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