中古住宅を購入する場合、建物に何か問題がないかどうか不安になるものです。
そんな不安を解消するよい手段となるのが、既存住宅売買瑕疵保険です。
これはどのような保険なのか、種類やその内容、利用時の流れについてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
上越市の売買物件一覧へ進む
既存住宅売買瑕疵保険とは?
中古住宅は安く購入できる一方、築年数がそれなりに経っているため、本当に大丈夫なのか?と状態面の不安がついてまわります。
安く購入できたのはいいものの、じつは重大な欠陥(瑕疵)があっていざ入居した後になっていろいろと問題が生じてしまった…そんなトラブルを解消するための保険制度が、既存住宅売買瑕疵保険です。
つまり、万一購入・入居後にその中古住宅に欠陥があった場合に、その補修費用を売主に代わって負担してもらうことができるのです。
購入した方ではなく、売った方が欠陥の責任を負うことになりますから、保証の対象が売主となっているのもこの保険の大きな特徴になります。
なお、この既存住宅売買瑕疵保険の保証の対象になるのは、建物の基礎となる部分(柱や梁など)と外壁や屋根といった雨水が入り込むのを防ぐための部分のみです。
あくまで建物の基本的な部分に対する保険ということになるわけです。
▼この記事も読まれています
住み替えで資金計画を立てるときのポイントと注意点についてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
上越市の売買物件一覧へ進む
宅建業者が利用するタイプ
この保険は売主が宅建業者か個人かによって2つのタイプに分かれており、利用の際の流れも異なります。
宅建業者が利用(加入)するタイプの場合、宅建業者自らが保険業者に申し込み、建物の状態の検査をおこなった上で契約が結ばれる流れとなっています。
そしてもし売却後に欠陥が発覚し補修費用が発生した場合には、その費用が宅建業者に支払われる形をとるのです。
宅建業者向けの保険では、保険期間は2年間または5年間となっています。
▼この記事も読まれています
リースバック後の不動産買戻しの仕組みとは?基準価格や注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
上越市の売買物件一覧へ進む
個人が利用(加入)するタイプ
一方、中古住宅を売却したい個人が加入する場合の手続きの流れでは、まず個人が検査機関に検査を申し込む形をとります。
検査機関がその建物を保証する形で、既存住宅売買瑕疵保険を扱っている保険業者に申し込みをおこないます。
そして、検査機関と保険会社の両方で建物の検査をおこなった上で問題ないと判断されたら、保険契約が結ばれるのです。
もし、売却後に欠陥が発覚した場合には、保険会社からその補修費が支払われることになります。
このように個人が加入する際の流れでは、検査機関が第三者として重要な役割を担います。
なお、売主ではなく買主が検査機関に申し込むことも可能です。
保険期間は1年間または5年間です。
▼この記事も読まれています
住宅ローン審査の流れと審査基準とは?審査落ちしないための対策を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
上越市の売買物件一覧へ進む
まとめ
既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の購入後に発覚した欠陥の補修費用を売主が負担する保険制度で、保証対象は建物の基礎部分と雨水防止部分です。
この保険は売主が宅建業者か個人かにより、利用の流れが異なり、宅建業者は自ら保険業者に申し込み、個人は検査機関を通じて保険業者に申し込みます。
保険期間は宅建業者が2年間または5年間、個人が1年間または5年間となっています。
上越市で賃貸をお探しならミニミニFC上越店へ。
賃貸物件をお探しの方は、お気軽にご相談ください!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
上越市の売買物件一覧へ進む
ミニミニFC上越店 メディア担当
上越市の不動産情報を幅広く取り扱うミニミニFC上越店のホームページへようこそ。弊社は、豊富な物件の中から、お客様のご希望にそった物件をご提案させていただく不動産会社です。ブログでは賃貸物件や不動産情報をご提供します。