マイホームの住み替えや買い替えのときに、一時的な資金繰りの助けとなるのが「つなぎ融資」です。
不動産などの大きな買い物にローンは必要不可欠ですが、二重ローンは避けたいと思っている方がほとんどでしょう。
つなぎ融資とはどのようなものかということから、必要となるケースや利用するメリットについて解説していきます。
住み替えのつなぎ融資とは？
つなぎ融資とは、その名のとおり住み替えや買い替えのときに、購入物件の代金の支払いが、売却物件の代金受領よりも先にきてしまったときに、一時的に資金不足をカバーする融資です。
融資期間は1か月から1年以内の短期で、売却代金が入金されたら一括返済するようになっています。
住宅ローンよりも金利が高い傾向にあるので、返却は少しでも早くしたほうが良いでしょう。
一般的に住宅ローンでは家などの不動産を担保にして融資を受けますが、つなぎ融資には担保が必要ありません。
その分金利が高くなり、さらに借り入れ期間も短期になっています。
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住み替えでつなぎ融資が必要となるケースについて
今住んでいる家が売れて、手元にお金がある状態であれば融資を受けなくても新しい家の費用を支払えますが、現実的にはなかなかタイミングが合わないものです。
住んでいる家の売却代金を新しい家の購入資金にしようと考えている場合や、今の家のローンが残っている場合にはつなぎ融資が必要となります。
住宅ローンが残っていると、抵当権の抹消が抹消ができないので買主にとってリスクが高くなり売れにくくなってしまいます。
今住んでいる家の売却のために、抵当権を抹消する資金として融資を受けるケースも珍しくありません。
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住み替えでつなぎ融資を利用するメリット・デメリットについて
つなぎ融資を利用するメリットは、一時的に高額な資金を準備することができるという点です。
今住んでいる家を売却していなくても住み替えができるので、仮住まいの用意が不要となり引っ越しの手間や費用の節約ができます。
担保がない状態でもまとまった金額を用意できるので、気軽に住み替えができるのが特徴です。
気軽に受けられる融資ですが、一般的な住宅ローンよりも金利が高いことがデメリットといえます。
できるだけ短期間で利用しないと、金利だけでも高額になるうえに、事務手数料もかかり、融資期間内に返済できないと遅延損害金も発生してしまうので注意しましょう。
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まとめ
住み替えを検討している方は、つなぎ融資を利用した資金計画をすることで、より気軽に新しい生活をスタートできます。
金利が高いことや融資期間が短期間であることなど、デメリットもしっかり把握してから活用することが大切です。
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